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モラトリアム++
3日間同じ場所にいるのに疲れたので、とりあえず手帳と本を鞄に入れて歩きに出た。大学の横を素通りし、外苑の銀杏並木を抜けて青山、246から外苑前へ。今度行こうと思っていたリュネット・ジュラを見かけたが、自分に似合うものを選ぶなどという高度なセンスを要求される気力がなかったので、とりあえずSubwayに入る。手帳に今の問題点を青字でまとめてみる。依然として結論は出ないにもかかわらず、明日の予定は立ってしまうところが社会で生きるということ、と思ってちょっとげんなりする。
Subwayから見下ろす交差点に、入り口の洒落たリブロを発見したので、入ってみる。品揃えは悪くないように思えた。
そこで買った一冊が次の本。
福田恆存「人間・この劇的なるもの」
まだ数十頁しか読んでいないが、結構フィーリングが近いものを感じる。それでいて自分の手の届いていない部分に言及しているから、おもしろい。
『私たちは、自分の生が必然のうちにあることを欲している。(中略)ひとは生きる。同時に、それを味わうことを欲している。現実の生活とはべつの次元に、意識の生活があるのだ。それに関わらずには、如何なる人生論も幸福論もない。』
なるほど、僕が今、人生論とか幸福論を原理的に語ることが"できない"ことは、このあたりでうまく説明されるのかな、と期待させられる。

いったん中断して、おなじくそこで購入した村上春樹の東京奇譚集を読む。
福田氏の観点から言うと、彼は必然性を求めた結果、極めて高度な鈍感さを身につけたのだと言える。尤も彼の作品の良い点はそこにあるとは言えないのだろうが、詳しくはもっと詳しい人に譲る。

2つの本の始めの数十頁を通して今日思ったのは、結局僕が「ほんとうの自分」として生きていく(このワードは両者に共通したテーマだった、)ためには、まだ幾つもの皮を脱ぎ捨てないといけないのだ、ということでした。そして脱ぐための摩擦は社会の中での営みによって作られて、摩擦をうまく利用するにはそれなりの時間をとって努力をしないといけない。そういう位置づけになりました。


そして、モラトリアム気分どっぷりだった今日は、QBが予定の半分も進まなかった。
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コメント
この記事へのコメント
品川猿
「東京奇譚集」おもしろかったですね。
表紙の猿の絵も気に入ってもらえると嬉しいです。
~ENOKI~
2008/02/12(火) 15:59:12 | URL | eno #hdP62FSI[ 編集]
書き込みありがとうございます。
表紙の猿の絵…ENOKIさんが描かれたんですね!
絵に関しては自分は門外漢ですが、たまにふらっと見に行ったりします。とりあえずHPで他の作品も見せていただきます☆
2008/02/14(木) 05:48:27 | URL | かめ #mQop/nM.[ 編集]
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