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読書にあたって
最近読んだ本のある章の印象:
純粋な論理は人間の「確認」作業に反抗的である。ヘンペルの逆説によって、この性質は明らかにされた。

もう一つ印象に残った言葉:
逆説が生じうることは、その系が理解可能かどうかの必要条件を形成する。

心身問題にはいくつかの論点がある。二元論としては平行説、随伴現象説、オートノミズム、相互作用説、アニミズム。一元論としては観念論、中性的一元論、消去的唯物論(行動主義)、還元的唯物論(物理主義)、創発主義的唯物論が分類されよう。
個々の解説書というのは近年わかりやすい日本語で出版されてきており、良い出会いさえあればそれなりの理解をすることは可能だと思う。だが、僕がいつも嫌になるのは、こうした主義論理を理解する時に必要となる言葉の曖昧さである。イントロダクションの段階で、例えば「心」とか「精神」という言葉がたくさん出てくる。僕はこれらの言葉を、著者が述べようとしている文脈の中で、如何に理解したらいいのか。そこまで明確に定義がなされているのは、僕の知る限りヴィトゲンシュタインの論理哲学論考くらいのものである。
僕は、基本的に自分の理解できる言葉を信頼していない。理解可能であるものは、少なくとも反証可能なものであるというポパーの説があるように、自分が正しいと思い込んでいるそのどこかにこそ、解けない問題の鍵がある。懐疑主義傾向のある論理的思考を続ける限り、この絞扼感から抜け出すことはできまい。
書物を読み進めていって、結果自分の中でその説を棄却したい事態が発生することはよくあることだが、それが自分の枠組みや定義で読み進めていった結果なのか、それともそれは本当に(この本当という意味もまた議論の余地があるが)、棄却されてもいいものだったのか。価値判断というのは、当事象同士の関係性でしかないという観点からすると、その時点で自分によって棄却されたものは棄却されたものであって、それ以上の価値判断は難しいというのが現実なのであるが、やはりどうしても気になるところではある。
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2007/10/14(日) 07:42:02 | 精神医学ってすごい?
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